CXは、当社の予約データに対してCRSで発券されたチケットを照合する監査システムを
構築しました。1997年3月24日より、航空券が発券されるとCXが保有するPNRのデータに対して
航空券の照合が行われます。万一内容の不一致が見つかった場合、CRS利用者へ修整を
行なっていただくためのSSRメッセージをお送りします。従ってSSRキューの確認は頻繁に行ってください。
検知される内容の不一致例は以下のようなものになります。:
1. CXの記録上、予約がコンファームされず発券された場合: |
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CXの記録ではキャンセル待ちの場合、次のようなSSRメッセージがCRSのPNRに送られます。 SSR OTHS 4 Ticket 1601234567890 – issued with OK status Flight CX715Y23FEB HKGSIN is holiding w/l x, please amend ticket x. 旅行会社では内容を修正いただくか、 予約のステータスにしたがって航空券のステータスをRQ変更(リバリデーション)していただきます。 予約記録がCXに無い場合、当社スタッフが発券旅行会社へ確認し、航空券を訂正していただくか有効な予約記録を作成していただきます。 発券する全ての航空券がCXの予約記録と一致するようご確認ください |
2. 予約されたクラスより低い運賃クラスで発券された場合: |
実際に予約されたクラスより低いクラスで発券することは認められません。 このような発券の場合、以下のようなSSRメッセージが旅行会社へ送信されます。SSR OTHS(OTHERS) Ticket 16001234567890 issued with b class does not match with segment CX71523FEB HKGSIN, please re-issue or rebook correct class within 48 hours or booking will be auto-cancelled. フライトの出発が、メッセージ送信の3日以内にあたる場合には、メッセージ受け取り後24時間以内の訂正作業が必要となります。 旅行会社はSSRメッセージに従って、正しい運賃クラスで再発券するか、発券した航空券のクラスで予約をしてください。 航空券が正しく再発券された場合、当社のシステムが検知して自動キャンセルの対象から除外します。 |
3. 架空の航空券番号が報告された場合: |
予約確認や発券期限などで、CXに航空券番号が報告されるとCXシステム内の航空券情報と照合します。記録が無い場合、または相違点が検知された場合(ファミリーネームに間違いがあるなど)、以下のSSRメッセージが旅行会社へ送信されます: SSR OTHS(OTHERS) Ticket 1601234567890 is invalid, please re-issue ticket or contact CX for proof within 24 hours or booking will be auto-cancelled.明らかに相違する悪質なケースに対してはSSRメッセージは送信されず、必要に応じてセグメントがキャンセルされる場合もあります。 確実に旅行されるお客様に座席を確保するため、報告される全ての航空券番号は照合されますので、万一このメッセージを受け取られた場合は、航空券のコピーをCXにお送りください。 ご不明な場合は、CXスタッフにご連絡ください。マニュアル発券など、正しい航空券であっても当社のシステムに正常に情報が保管されていないケースがあります。 メッセージを受け取った後に旅行会社が航空券を発券すると、当社システムが自動キャンセルの対象から除外します。 |
N.B. |
CXの予約に対して正しく発券している限りCRSをご利用の方はこの監査システムに影響されることはありません。しかしながら、乱用を繰り返す旅行会社様に対しては、単なる警告のみではなく、しかるべき対処をさせていただきます。皆様のご理解とご協力をお願いいたします。 |
航空券はCXと旅客間の契約ですので、正しく使われる航空券に限りCXは契約を履行する
こととします。
従って、発券後は旅客へ航空券の正しい使用をご案内いただくようお願いします。