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CRSの利用法

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A. GDSのトランスアクションについて

  1. GDSのライブモードを使ってのトレーニング、テストは固くお断りしています。
    トレーニング、テストで記録を作成されると、航空会社の座席をブロックしてしまいますし、またキャンセルをしなければなりませんのでさらにGDSでのトランスアクションを増やしてしまいます。
  2. 料金検索だけのためにPNRを作成しないでください。
    GDSのプライシングファンクションを利用して、料金の見積もりをしてください。見積もりだけのためにPNR を作成することはご遠慮ください。
  3. 発券のリミットを延ばすためにPNRのキャンセルとリブックを繰り返す行為は固くご遠慮いただいております。
    キャンセルとリブックを繰り返しますとGDSでの不要なトランスアクションを招き、記録が出来上がらなかったり、二重予約記録が発生したりと、結果てきに旅行会社様にご迷惑をお掛けすることになります。
  4. 空席待ちになったセグメントのキャンセル、リブックを繰り返すこともおやめください。
    CX/KAでは弊社のルールに基づいて、ウェイティングのセグメントについても定期的に見直しをしています。新しく空席待ちを作られても、空席待ちがプロモーションされる確立は変わりません。また上の事項でも説明の通り、二重記録ができてしまったり、記録ができなかったりする原因となります。
  5. 座席をブロックされることはお控えください。
    航空会社の販売の機会に影響を与え、またGDSにおけるキャンセルのアクション数を増やしてしまいます。
  6. 不要なセグメント、航空会社によるキャンセルセグメントは直ちに記録から削除をしてください。
    不要なセグメント、キャンセルになったセグメントは記録から直ちに削除をお願いします。

    HX/NO/UC/UNのセグメントはアクティブの画面から削除をし、ヒストリーに移されていない場合には、GDSからのCX/KAへの課金対象となります。すべての不要なセグメントは出発の一日前までにキャンセル/削除をしていただきますようお願いします。
  7. GDSの利用目標を達成するための予約記録作成はおやめください。
    利用目標達成のためだけに予約記録を作成することは固く禁じられています。CX/KAおよびどのGDSにおいても容認されておりません。
  8. 同一旅客について、同じまたは別のGDSでの複数の予約を作成はしないでください。
    同一旅客についての複数予約は、GDSで作成された記録とCX/KA内の記録の同一化(シンクロナイゼーション)を阻害する場合があります。また座席を無駄にすることになり、GDSでの不要なトランスアクションを招きます。
  9. 空席待ちセグメント数の上限
    空席待ちは同一セクター同一日であれば、1つのセグメントまでにお願いしております。

B. パッシブセグメントについて

  1. 不要なパッシブセグメントは作成をしないでください。
    パッシブセグメントは次の条件を満たすときにのみご利用可能とさせていただいております。
    1. ご使用のGDSの中にオリジナルの記録が存在しない場合、且
    2. オリジナルの予約が作られたGDSを持たない場合。
  2. 旅客それぞれに1つの記録
    旅程のプリントやチケット発券などの全ての行程は1つの記録をご使用ください。
  3. パッシブセグメントが必要と思われる場合にはGDSのQueue(キュー)機能のご利用が便利です。
    GDSでは予約の店舗から発券の店舗への予約記録のトランスファーの機能(Queue機能)があります。詳細については各GDSにお問い合わせください。
  4. 予約の詳細が正しくチケットに表示されているかご確認ください。
    旅客の氏名のみならず、フライトのセグメント、旅程、予約コードなど、予約の情報は発券されたチケットと全く同じでなければなりません。

    出入国のためにはパスポートと同じ旅客のフルーネームが必要です。

C. 予約発券の手続きについて

  1. Qの処理は定期的に且つ迅速に行ってください。
    Q処理を定期的に迅速に行っていただくことにより、記録上のステータスは適宜アップデートされていきます。こうしていただくことで、記録に変更が生じたときには旅客にタイムリーにお知らせをしていただくことができます。
  2. 旅客の携帯、現地連絡先を入力ください。
    旅客の携帯や現地連絡先をいただくことにより、特に便の遅れやキャンセルなどの際、お客様へ事前にご連絡を差し上げることができる場合があり、お客様へのご不便を最小限にすることができます。是非ご協力をお願いします。

    GDSでは最初のローカルコンタクトは自動的に航空会社に流れてきますが、それ以降の連絡先についてはOSIを通じてお流しください。また、OSIの単独では航空会社に流れない場合もありますので、その際にはSSROTHSの機能も併用ください。

  3. 名前の変更と訂正
    予約記録の作成前に、必ず名前の再確認をお願いします。名前の変更は基本的にはお受けしていません。キャンセルとニューブックが基本です。名前の訂正についてはご苗字の変更は全てリクエストベースとなっています。フライトの状況によりましてはお断りすることもございますのでご了承ください。
  4. CX/KAとのコミュニケーションにはSSRを活用ください。
    CX/KAとのコミュニケーションにはお電話だけなく、SSRを活用ください。

関連する規定および手順