“キャンセル・セグメント”(HX/NO/UN/UCステータスのセグメント)がPNRに削除されずに残っている場合、
CRSプロバイダーは通常のセグメント扱いとして航空会社にブッキングフィーを課金します。
CXはこれによってディストリビューション経費が増加しています。
HXセグメントは速やかに処理いただくようお願いします。
皆様がIATAに正式認可を受けている旅行会社様として、またCRS予約システムのご利用者として、
今後はIATA旅行代理店ハンドブック、ATA/IATA予約とインターラインメッセージの方針(パッセンジャー・AIRIMP)、
またIATAによる決定事項の遵守をお願いいたします。
旅行会社様の責任(参照:オートメーション化されているか否かに関わらず、IATA決議事項766)において、同一客に対し、
故意に二重に予約記録を作らないようお願いします。
(参照:IATA旅行代理店ハンドブック –Booking Space)
必要のないセグメントや、HX/NO/UN/UCなどステータス上有効でないセグメントを速やかに削除してください。
(参照:IATA旅行代理店ハンドブック –Cancelling Space, IATA決議事項766)
上記予約手順を遵守しないことで生じる全ての結果に対しては、旅行会社様へ全面的に責任が発生してまいります。
(参照:IATA決議事項830d)
以上の事情を踏まえ、当社からのキャンセル・セグメントの削除依頼のメッセーを受け取り次第、速やかにキャンセル・セグメントを
削除していただくよう、ご協力をお願いいたします。
もし状況に変わりがなく、CXが依然としてCRSプロバイダーから同様の請求を受けた場合、
他に方策がない限りCXとしてはやむなく旅行会社様に対して責任範囲を特定した上で課金させていただきます。
なお、CRSプロバイダーが課金の方針を変更した場合、CXは課金額をその方針に準じて変更する権利を保有することをご了解ください。
さらに、CXはCRS利用加入者のHXに関する課金の支払いが確認できない場合、CXインベントリーへのアクセスを
拒否させていただく場合もありますので、ご注意ください。
ここにキャンセル・セグメントを削除するためのCRS入力例を記載します。ご質問等ございましたらCX担当セールスまでお問い合わせください。
皆様のご理解とご協力をお願いします。
CXがCRS・GDSのブッキングフィーの払い戻し条件を満たすために、上記ステータスのセグメントを出発の24時間前までに削除していただくよう、
旅行会社の皆様へ重ねてお願い申し上げます。
CRS | PNR search location of the next status |
Delete HX - / - NO - segment |
|||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
HX status |
NO Status |
SSR message |
|||||
Queue number | input | Queue number | input | Queue number | input | ||
AA | Q7 | > Q / 7 | URGENT: Q 0 NON-URGENT: Q 1 |
> Q / 0 > Q / 1 |
NIL | > X1 (delete segment number 1) |
|
1P | Q1 | > Q / 1 * C # * D # | Q1 | > Q / 1 * C # * D # | NIL | > EW OR> EWR (delete segment number 1) |
|
1 G | Q23 | > Q / 23 | Q21 | > Q / 21 | Q16 | > Q / 16 | > @ 1 XK OR> X 1 (delete segment number 1) |
1A | Q1 CATEGORY 1 | > QS1C1 | Q1 CATEGORY 1 | > QS1C1 | NIL | > DL 2 OR> XE 2 (Delete segment number 2) > ETK (delete all relevant segments) |
|
1 B | Q7 | > Q / 7 | URGENT: Q 0 NON-URGENT: Q 1 |
> Q / 0 > Q / 1 |
NIL | > X1 (delete segment number 1) |
|
1F | Q7 | > Q / 7 | URGENT: Q 0 NON-URGENT: Q 1 |
> Q / 0 > Q / 1 |
NIL | > X1 (delete segment number 1) |